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夫木和歌抄
十二/秋田
建長五年毎日一首中 民部卿為家風わたるの田のはつほのうちなびきそよぐにつけて秋そしらるヽ正治二年七月当座三百歌合 民部卿範光いろ〳〵にかど田のいなぼふきみだる風におどろくむらすヾめ哉