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空穂物語
蔵開下
かくてみちのくにのかみたねみがもとより、せにまんまくたてまつれり、よね(○○)はにしの御くらに三百石つまれたり、おろしてつかはる、くらはよつお三にはよねども、一にはかねなどつまれたり、