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源氏物語
二十二/玉鬘
ものまめやかに、あるべかしくかき給て、はしにかく聞ゆるお、しらずとも尋てしらんみしま江におふるみくり(○○○)のすぢはたえじお、となんありける、〈◯中略〉まづ御返おとせめてかヽせ奉る、〈◯中略〉かずならぬみくり(○○○)やなにのすぢなればうきにしもかくねおとヾめけん、とのみほのかなり