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後拾遺和歌集
二十/誹諧
ひるくひて侍ける人、今は香もうせぬらんと思ひて、人のもとにまかりたりけるに、名残の侍けるにや、七月七日につかはしける、 皇太后宮陸奥君がかすよるのころもおたなばたはかへしやしつるひるくさしとて