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重修本草綱目啓蒙
十/湿草
蘘荷〈◯中略〉増、蘘荷の茎お取り、水に浸し又雨に晒せば、外皮煉れて筋のみ残る、これお苧に代て用ゆ、その形相似たれども、至てよはし、五月節句の人形の飾に多くこれお用ゆ、縫物には用ゆるに堪へず、