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広益地錦抄

鬱金(うこん) 春宿根より生る、葉形我朮のごとく、又だんどく草の葉に似たり、花さく事まれなり、葉おながめ根はうこんに用る也、寒気おおそるヽ、冬は根お取日向成所の土中にうづみおくべし、三月にとり出し植べし、