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倭訓栞
前編十一/志
し〈◯中略〉 日本紀に羊蹄おしとよめり、又中蒂姫あり、蒂も〓に同じ、倭名抄にも羊蹄菜和名しと見え、新撰字鏡には、のしねと見えたり、今俗ぎし〳〵とも、すいたふともいへり、すべて大黄おほし、知母やましの類、しとよぶ草は皆〓の類也、