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倭訓栞
前編十二/須
すヾしろ(○○○○)〈◯中略〉 七種の菜にいふものは蘿蔔也といへり、さればすヾは涼しき義、しろは白の義成べし、一説に本草に薊其花如髻也といへば、あざみなるべしといへり、されば鬌の義によれる也、又薩摩にていふは、常は河高菜といふ、田がらしなり、