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倭訓栞
中編七/計
けしのか 源氏にみゆ、芥子の香也、護摩供おいふ、蜻蛉日記に、けしやきともいへり、魔怨などお降伏するには、白芥子など用うといへり、◯按ずるに、芥子焼の事は、宗教部修法篇に詳なり、参看すべし、