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万葉集
十三/相聞
御佩乎(みはかしお)、剣池之(つるぎのいけの)、蓮葉爾(はちすばに)、渟有水之(たまれるみづの)、往方無(ゆくへなみ)、我為時爾(わがせるときに)、応相登(あはんと)、相有君乎(うらへるきみお)、莫寝等(なねそよと)、母寸巨勢友(はヽきこせども)、吾情(わがこヽろ)、清隅之池之(きよすみのいけの)、池底(いけのそこ)、吾者不忍(われはしぬばず)、正相左右二(たヾにあふまでに)、