[p.0261]
東雅
十三/穀蔬
豆まめ〈◯中略〉 倭名抄に本草お引て、〈◯中略〉大角豆一名は白角豆、さヽげといふと註せしは、さヽは細小(さヽ)也、けといひ、きといふは転語にして、並に角おいふ、角とは即莢おいふ也、日本紀には、豆角読てささげと雲ひけり、〈今俗にはささぎといふ〉