[p.0399]
薬経太素

独活 微温味苦甘白水に一日付て、切て干、又挫炒、傷寒、傷風、脚気、中風、熱の目お治、大瘡には霜にして以髪油付、風に破られ、百節の痛お治、頸背のねまりて延がたきに吉、又疵の痛お止、眼赤、頭疼、并水気用之、各有神功雲、羌活 微温味苦甘土気お能洗て細髪お去、白水に付て挫炒、脚気、頭風、中風お治す、散肌表八風之那利、周身百節之痛排巨陽肉腐之疽、除新旧風温之証、二八月に取之、隻時は取ざる也、