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広益地錦抄

絡石(らくせき) 葉は蔦に似たり、鴨(とり)の掌(て)のごとく、四季共に青葉にて冬もかれず、大木にからみて高く上る、後は大木の葉おかくすほどしげる、蔓より根お出して木にとり付、黒く実おむすぶ、