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重修本草綱目啓蒙
九/芳草
石香葇 やまかうじゆ(○○○○○○) いはかうじゆ(○○○○○○) ひめかうじゆ(○○○○○○) 一名山茵蔯〈通志略〉時珍の説に従ひ、小香薷の山中崖石の上に生じ、瘠て小き香薷の香気烈しきお石香薷とすべし、石とは小きものお指て雲、駿州富士山の麓に甚だ多し、