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草木六部耕種法
八/需葉
薄荷の作法は、大抵藿香に同じ、且此物は葉に油の多きお上品とす、油多く葉に湊集んことお欲せば、上に挙たる温養水五荷と、人溺一荷、馬溺一荷とお調合して、時々根傍に澆べし、如此するば油多く葉に集りて、其香気の烈々たること、常の薄荷に十倍す、