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貞丈雑記
七/膳部
一瓜お参らするに、うりさしおそへて参らすること、条々聞書などに見えたり、うりさしとは、楊枝のごとく成物也、串お五寸二三分に丸くけづり、一方にかど有べし、めんお取るべしと、三議一統にみえたり、〈瓜はうりと書べし、和名抄うのかな也、俗にふりと書はあやまり也、〉