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倭訓栞
後編十一/多
たんぽヽ 蒲公英おいへり、たなほヽの義にや、たなは本名、ほヽは実のほヽけるおいふなるべし、一名白鼓丁ともいふ、よてつヾみ草と呼り、又藤菜とも称す、黄白二種あるなり、くだざきたんぽヽといふ、出羽にてくしなどいへり、