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大和本草
七/花草
向日葵(ひふがあふひ) 一名西番葵、花史には文菊と雲、向日葵も漢名也、葉大に茎高し、六月に花さく、頂上に隻一花のみ、日につきめぐる、花よからず、最下品なり、隻日につきてまはるお賞するのみ、農甫六書花鏡にも見えたり、国俗日向葵とも、日まはり(○○○○)とも雲、