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藻塩草
八/草
紅末つむ花、〈すえおつむゆへ也〉まふりて、〈ふりはへといふもまふり也、ふり出てとも雲也、紅おそめつけたる物也、俗にはたたふりてと雲也、紅はふり出て物お染也、〉はす紅、うす紅、ゆふ紅、紅のちり、〈世間お紅の塵にたとへたり〉紅のすえさく花、たかまきし紅、花から紅、ちしほの紅、〈かくらくのとませの山おすにつくととよすめがみのまきしくれない〉すえつみはやす紅、