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藻塩草
八/草
土筆筆つ花、〈異名也、春のやけ野にと雲と雲々、〉つく〴〵ともよめり、〈かた山のしづがこもりに生にけりすぎなまじりのつく〴〵しかな、 さほひめのふでかとぞみるつく〴〵し雪かき分る春のけしきは、〉