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万葉集
十三/相聞
紀伊国之(きのくにの)、室之江辺爾(むろのえのべに)、千年爾(ちとせに)、障事無(さはることなく)、万世爾(よろづよに)、是将是有登(しかもあらむと)、大舟乃(おほぶねの)、思恃而(おもひたのみて)、出立之(いでたちし)、清瀲爾(きよきなぎさに)、朝名寸二(あさなぎに)、〓依深海松(きよるふかみる)、夕難伎爾(ゆふなぎに)、〓依(きよる)縄法(なはのり/○○)、深海松之(ふかみるの)、深目思子等遠(ふかめしこらお)、縄法之(なはのりの)、引者絶登夜(ひけばたゆとや)、〈◯下略〉