[p.0006]
宇治拾遺物語

今は昔小野宮殿〈○藤原実頼〉の大饗に、〈○中略〉引出物の馬お引立て有けるが、〈○中略〉黒くり毛なる馬のたけ八き余り(○○○○)ばかりなる、ひらに見ゆるまで身ふとくこえたる、〈○下略〉