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枕草子

ひとますがめ(○○○○○○)に、二ます(○○○)はいるやといふお、なでう事としる人はなけれど、いみじうわらふ、○按ずるに、ひとますがめは一升容るべき甕お雲ふ、一升おひとますと雲ふ語は、今日尚ほ在り、