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多聞院日記
天正十四年十月十二日、和州一国遺升、京番(○○)に被【K二】相定【K一】、於【K二】中坊【K一】、十五日以前に升判お可【Kれ】取之、判賃二斗づヽ、当升にて可【Kれ】取之〈市十合に合同〉雲々、地家は毎家一づヽと可【Kれ】取之、万一古升用之者は、可【Kれ】及【K二】成敗【K一】旨厳相触了、寺門は毎坊に成共、又は一坊に一也共と雲々、沈思々、則克細工番匠に板お 遣て、代二升にて挑【Kれ】之、判賃は寺納以後と被【Kれ】申雲々、