[p.0005]
日本書紀
十応神
誉田(ほむだの)天皇、〈◯古事記に、大鞆和気命、亦名品陀和気命とあり、〉足仲彦天皇第四子也、母曰気長足姫尊、天皇以皇后討新羅之年歳次庚辰〈◯仲哀九年〉十二月、〈◯神功紀に、十二月辛亥、(十四日)生誉田天皇於筑紫とあり、〉生於筑紫之蚊田、〈◯中略〉皇太后〈◯神功〉摂政之三年、立為皇太子、時年三、〈◯生年より計ふれば、四歳なり、〉 元年正月丁亥朔、皇太子即位、