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日本書紀
十三安康
穴穂(あなほの)天皇、雄朝津間稚子宿禰天皇第二子也、〈一雲、第三子也、〉母曰忍坂大中姫命、稚渟毛二岐皇子之女也、〈◯中略〉 十二月〈◯允恭四十二年〉壬午、〈◯十四日〉穴穂皇子即天皇位、〈◯中略〉遷都于石上、是謂穴穂宮、 二年正月己酉、〈◯十七日〉立中帯姫命、為皇后、〈◯古事記に、長田大郎女とす、履中天皇女、〉 三年八月壬辰、〈◯九日〉天皇為眉輪王見殺、〈◯御年、古事記、旧事紀、扶桑略記、帝王編年記、一代要記、水鏡、並に五十六歳とす、〉