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日本紀略
八花山
寛和二年六月廿三日庚申、〈◯栄花物語に、廿二日夜とす、百練抄、歴代皇紀同し、〉今暁丑刻許、天皇密々出禁中、向東山花山寺落飭、于時蔵人左少弁藤原道兼奉従之、先于天皇密奉劔璽於東宮、出宮内雲雲、〈年十九〉