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万葉集
六雑歌
十二年〈◯天平〉庚辰冬十月、依大宰少弐藤原朝臣広嗣謀反発軍、幸于伊勢国之時、河口行宮、内舎人大伴宿禰家持作歌一首、
河口之(かはぐちの)野辺爾廬而(ぬべにいほりて)夜乃歴者(よのふれば)妹之手本師(いもがたもとし)所念鴨(おもほゆるかも)