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後拾遺和歌集
十哀傷
円融院法皇うせ給て、紫野に御葬送侍けるに、一とせ此所にて、子日せさせたまひし事など思ひ出てよみ侍ける、                                     左大将朝光
紫の雲のかけても思ひきや春の霞になして見んとは(○○○○○○○○○○○)
                                        大納言行成
おくれじと常のみゆきはいそぎしおけぶりにそはぬ(○○○○○○○)たびのかなしさ