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寳石類書
百二十喪葬
御代々御陵
八十一帝陵場所 八十二け所内嵯峨 淳和 冷泉 後鳥羽 土御門 亀山
右六帝葬所蔵所、或車と申伝て、二け所有之、
嵯峨 土御門 後嵯峨 後光厳 後円融 右五帝、陵三け所一囲に有、
崇神 天武 持統 一条
一け所文武 二け所 二け所
景行 欽明 堀川 後朱雀 後冷泉 堀川
一け所 一け所 後堀川〈御骨後嵯峨御塔に納るのよし〉
二条 近衛 後伏見〈御骨仁明御塔に納のよし〉
右十四帝、陵七け所難一決、或は一所に御骨お蔵むと申伝て不分明、
一九帝、陵所囲有、 仁明〈鳥井垣等有〉 鳥羽〈中門囲有〉 後白川〈法住寺堂囲あり〉 花園〈微笑菴堂中に有築地あり〉 四条〈総構石垣唐門の中にあり〉 後土御門〈同〉 後柏原〈同〉 後奈良〈同〉 正親町〈同〉
右囲有来に付、不及結垣、
一十二帝 仁賢 陽成 宇多 村上 花山 後一条 後三条 後深草 伏見 崇光 称光 六条
右陵所不知
陵八十二け所、結垣出来、
九け所、囲出来、不及結垣
十三け所難相知
右は松平紀伊守、〈◯信庸〉京都所司代中、蒙関東御命、吟味之帳面お以て抜書之、此外に陵地面之図有之雲雲、其後有徳院殿之時、又有御吟味雲雲、先王廟記の中へ以朱書入置了、
八十一帝陵場所 八十二け所内嵯峨 淳和 冷泉 後鳥羽 土御門 亀山
右六帝葬所蔵所、或車と申伝て、二け所有之、
嵯峨 土御門 後嵯峨 後光厳 後円融 右五帝、陵三け所一囲に有、
崇神 天武 持統 一条
一け所文武 二け所 二け所
景行 欽明 堀川 後朱雀 後冷泉 堀川
一け所 一け所 後堀川〈御骨後嵯峨御塔に納るのよし〉
二条 近衛 後伏見〈御骨仁明御塔に納のよし〉
右十四帝、陵七け所難一決、或は一所に御骨お蔵むと申伝て不分明、
一九帝、陵所囲有、 仁明〈鳥井垣等有〉 鳥羽〈中門囲有〉 後白川〈法住寺堂囲あり〉 花園〈微笑菴堂中に有築地あり〉 四条〈総構石垣唐門の中にあり〉 後土御門〈同〉 後柏原〈同〉 後奈良〈同〉 正親町〈同〉
右囲有来に付、不及結垣、
一十二帝 仁賢 陽成 宇多 村上 花山 後一条 後三条 後深草 伏見 崇光 称光 六条
右陵所不知
陵八十二け所、結垣出来、
九け所、囲出来、不及結垣
十三け所難相知
右は松平紀伊守、〈◯信庸〉京都所司代中、蒙関東御命、吟味之帳面お以て抜書之、此外に陵地面之図有之雲雲、其後有徳院殿之時、又有御吟味雲雲、先王廟記の中へ以朱書入置了、