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皇胤紹運録
良純法親王
慶長十九年十二月十六日為親王、元和元年六月為東照宮〈◯徳川家康〉御猶子、同五年九月十七日入寺得度、〈十六〉寛永廿年十一月十一日遷於甲州天目山、〈四十〉万治二年六月廿二日帰洛、住泉涌寺中新善光寺〈五十六◯中略〉明和五年八月当百年忌復本位、
◯按ずるに、十三朝紀聞によるに、是歳詔罷知恩院法親王良純、放之于天目山、近婦女茹葷醒故とあり、