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神代直指抄

あめつちといふは、本朝最初言語音声のはじめにあめといひて、たかき義、ひろき義、たふとき義、のぼる義、四義そなはりて、陽道の義おあらはす、あめおえといふ、えは、開声にて、うえの義也、〈◯中略〉のちに、雨おあめといふは、天よりふるゆへに、天のことばお、そのまヽかりていふ、