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続日本後紀
十九仁明
嘉祥二年三月庚辰、興福寺大法師等為奉賀天皇宝算満于四十、〈◯中略〉其長歌詞曰、〈◯中略〉狐葛(ひさかたの)、天(あま)〈能(の)〉梯建(はしだて)、践歩(ふみあゆ)〈美(み)〉、天降(あも)〈利(り)〉坐(ま)〈志志(しし)、〉
大八洲
おほ
や
しま
、天(あま)〈津(つ)〉
日嗣
ひ
つぎ
〈能(の)〉
高御座
たか
み
くら
、
万世鎮
よろづ
よ
いは
〈布(ふ)〉、
五八
よそ
ぢ
〈能(の)〉春(はる)〈爾(に)〉有(あり)〈気利(けり)、◯下略〉