[p.0020][p.0021]
万葉集抄

先達多以耶須弥志流(やすみしる)は、帝は八方おしろしめす義たるの由釈之、其義しからず、〈◯中略〉方角もとより各別也、されば或四方四角(○○)とも、或四方四維(○○)とも、或四方四隅(○○)とも雲、方角すでに各別也何ぞ混乱して、やすみといはんや、是に依て其釈理に不協なり、