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万葉集
十秋雑歌
七夕
夕星毛ゆふづヽ、往来(かよふ)天道(あまぢお)、及何時鹿(いつまでか)、仰而将待あふぎまた、月人壮(つきひとおとこ/○○○)、
 右柿本朝臣人麻呂歌集出
 詠月
天海あめのうみに月船浮つきのふ子うけ桂梶かつらかぢ懸而榜所見かけこぐ、月人(つきひと)壮子(おとこ)、