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続世継
七うたヽね
土御門の右のおとヾ〈◯源顕房〉と申しは、はじめて源の姓えさせ給て、師房のおとヾときこえさせ給き、御身のざえもたかく、文つくらせたまふかたもすぐれ給て、野のみかりのうたの序など、人の口にはべるなり、又月のうたこそ、こヽろにしみてきこえ侍りしか、
有明の月まつほどのうたヽねは山のはのみぞ夢にみえける