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弁内侍日記
十一月〈◯寛元四年〉十四日の夜、雪いと面白く、みちたえて積りにけり、〈◯中略〉人々清凉殿へ立出てみれば、竹にさえたる風の音までも、身にしみて面白きに、月は猶雪げに曇りたりしも中中見所あり、