[p.0251]
倭訓栞
前編十一志
しなどのかぜ 中臣祓にみゆ、源氏にそのよのつみは、みなしなとのかぜにたぐへてなどいへり、神代紀に級長津級長戸辺お風神といへり、口訣に〓颻雲級長と見えたり、〓颻は野分の風也といへり、又乾風おいふといへり、