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還魂紙料

浄土双六附冶良双六、冶良紋楊枝、道中双六、
元禄十三年、役者評判記談合衝の序に、春雨しめやかにふり、子供相手に道中双六(○○○○)、まければ天目に水一盃づゝのかけ六雲々、これよりふるく道中すご六のことおいまだ見いでず、〈○中略〉道中双六は貞享の比つくり出し、宝永正徳の比より専流行しものなるべし、