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攤は、だと雲ひ、又だうちとも称す、多くは移徙、産養、庚申、饗宴等の時に行ふ所にして、其法、数人にて紙お賭け、各々筒塞お擲て、貴塞お得たるものお以て勝と為すが如し、然れども其詳なるに至りては、今之お知るに由なし、