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当代記
慶長十二年十二月廿四日、囲碁之上手本因坊、法花宗清僧也、〈○中略〉此比囲碁手相の事、本因坊、〈是は利玄に、半石強し、年四十九、〉利玄、〈年四十三〉道石、〈年廿七八〉五三け年以前より、利玄と手相同事也、なみの上手事、仙也老人、鹿塩、仙角、〈是仙也子、当春於筑紫、喧嘩して死す、〉寿斎、〈年五十余〉是算〈年廿二、是も当夏病死、〉門人六蔵等也、並の上手と雲は、本因坊に先の碁なり、