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嬉遊笑覧
四/雑伎
弾き将棊、一方は歩、一方は大ごまお用、各盤の端にならべ、中程の駒いづれにても、指にて敵のこまおねらひて弾き、敵の駒お盤より落せばとる、敵と共に落たるは、敵の方へとらる、こは弾碁の遣法にや、