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半日閑話

赳六誹園六路が随筆寐覚硯の中に
王将に点おうつ事、王二人なし、故に一つの王には点お打とこそ、飛車は大将、角行は副将、金将は極官にしてなりなし、故になり馬はみな金になる也、総数三十六禽の表也、〈又手直りこまは、王二枚に点打て有、〉