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武江年表

嘉永二年七月、投扇の戯行はる、大坂よりはやり来れり、〈投扇は投壺より出て、安永の頃、大坂の人工夫しけるとか、源氏物語五十余帖の題号によりて、其名目お定め、甲乙お争ふ、完政の頃また天保中にも江戸に行れしなり、〉