[p.0223]
倭訓栞
前編三/伊
いしなご 石投の義なりといへり、物にいしなとりとも見えたり、倭名抄に擲石と見ゆ、〈○中略〉法隆寺の宝物に、いしなとりの玉あり、小児の語に、小石おいしなといふ、伊勢に石名原あり、奥州に石名坂あり、