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源氏物語
六/末摘花
君は人の御ほどおおぼせば、ざれくつがへる、いまやうのよしばみよりは、こよなうおくゆかしうおぼしわたるに、とかうそゞのかされて、いざりより給へるけはひ、忍びやかに、えびのかいとなつかしうかほり出て、おほどか成お、さればよとおぼさる、