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香道之雑書
一銀葉お銀盤といふはあしゝ、銀盤は上の具おいふ、下お銀盤台といふ、きらお銀葉といふ、銀ともいふは薫物お銀お花形にして炷しなり、
火箸古くは銀にて角、宗因時分より匙灰押出来、羽帚も近代より出来、古きものに志野殿はゆひにて香炉なでみれしなど有、銀葉古くはひしきといひし、