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槐記
享保十三年十二月十一日、鷹司内府様〈房熙公〉の御畳鍔に、雨のときのあしらひはあるものにやと、仰に、〈○近衛家熙〉手水鉢の蓋に、竹子笠、路次げた等也、その外はあるべからず、総たいにて雨の日の心持はあるべきことと仰らる、