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茶道便蒙抄
一/亭主方
客約束の事
一客我と同輩ならば、何月の何時に御茶可申候、御相客は誰々に可仕候と書状に認め遣すべし、又相客お連朕にても可遣也、
一敬客ならば、何日の何時に御茶進上申度候、御相伴は誰に仕可然候哉と、参て伺てよし、状にて成とも時宜によるべし、
一客の日限相究る以後、御出可有由忝との一礼あるべし、客め品により、自身行か、状使の了簡あるべし、