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改正月令博物筌
三冬
白炭〈花炭、枝炭、多くは躑躅の木おやきて、灰中に埋みぬれば白くなる也、枝の形あるゆへ枝炭ともいふ、河州光の滝にてやく也、花炭も同所より出、或は梅の花ともにやき、竹も葉ともに存す、名品なり、〉